2008年06月
宮津の府立海洋高校の水槽を
見学した。
「縦に泳ぐひらめを見たことありますか?」
言われて見るとなにか稚魚が水槽のなかを群れ泳いでいる。
「これは孵化したばかりのひらめの稚魚です。ひらめは
稚魚のときは、普通の魚のように背びれを上に右目は
右を見て泳ぎます。
しばらくすると右目が左に寄ってきて二つが並び、
体は右に倒れ、海底に伏せ両目で上を見るようになります。」
水槽では、とらふぐ、あこうなどの高級魚の飼育が行われている。
なんと、ちょうざめもいた。もっともちょうざめの飼育には大きな
水槽が必要で、キャビアがとれるようになるには7~8年かかる、
そうで、宮津ブランドのキャビアは遠い夢とのことだった。
海洋高校は、185トンの実習船「みずなぎ」を備え、底引き網実習や
ナホトカ航海実習を行っている。
海の好きな子供に夢をあたえる学校だ。
生徒たちが、南向きの校舎の窓にロープ網を張る作業をしていた。
日よけになるようゴーヤを植え網にはわせるのだそうだ。
生徒たちの明るい挨拶に送られ、さわやかな気持ちで学校を後にした。
京都府立海洋高校
宮津市上司1567-1 (栗田半島東側栗田湾) Tel:0772-25-0331
http://www1.kyoto-be.ne.jp/kaiyou-hs/
木村隆之
写真は、松尾という地区の棚田風景。眼下に宮津湾が広がる。
近くには家族旅行村があり、また、少し足をのばして木子まで
行くと民宿があり、夏は、ぶな林を歩いたり、星をながめたり、
山暮らしを楽しむ人たちが訪れる。細川ガラシアの隠れ里も近い。
途中の上世屋の里に、真新しい笹葺き屋根の古民家が目に
とまる。この里も、高齢化が進み、年寄りには家を維持する
ことはできない。これは、市が買い取り、NPO美しいふるさとを
創る会と立命館大学のボランティアグループが、山の笹を
刈り、葺き直したものだ。
一帯の棚田も、もはや里の年寄りには維持できない。
宮津の飯尾醸造は、昔からここの米を原料にして酢をつくって
きた。よい米だし、無農薬栽培を指導してきた。これを失うわけに
ゆかない。今では、年寄りに代わって、自ら、田植え、草引き、
刈り取りを行う。飯尾さんの思いを支持する人たちが遠くから
やってきて手伝う。約40トンの収穫があり、飯尾さんが高く
買い上げる。
そうした協力のおかげで、12町歩の棚田が守られ、過疎と
高齢化の里が維持されている。
木村隆之
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■【宮津:天橋立】参加者募集!
HAND in HAND 天橋立~2008人でつなぐ天橋立~ ■
6月21日(土)9:30~11:00 宮津天橋立にて
http://www.jcmiyazu.jp/2008hand.pdf
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

.jpg)